医療機器等の開発を目指すスタートアップの起業準備中あるいは起業後に、
「QMS構築をどのように進めたらよいか分からない」 「資本政策の作り方が分からない」 「海外展開したいが、何から始めればよいか分からない」 「足りない人材を、どうやって見つければよいか分からない。チームの作り方が分からない」
など様々なステージでスタートアップ活動(資金調達、知財、法務、人材獲得など)に関する具体的なお困りごとが出てくるかと思います。
それらの疑問に投資家・起業家・法律家等各分野に精通した専門家にご相談していただけます。
起業に関する具体的なお困りごとがある方は、ぜひ「医療機器SU相談会」をご活用ください。
概要
受付期間 通年 相談方法 オンライン(最長1時間程度)またはメール 参加費 無料 対象 医療機器等(医薬品、再生医療等製品を除く)開発を目指すスタートアップの方(もしくは起業準備中の方) 相談分野 起業全般、資金調達、人材獲得、製品開発、プロトタイピング、臨床研究デザイン、臨床試験、承認審査、知的財産、法務(海外含む)、海外展開 申込方法 Googleフォームよりhttps://forms.gle/jhHHBnV3WRuTiNeq8
メンター
正林 和也
しょうばやし かずや
一般社団法人JMPR 代表理事/N.B.Medical(株) 代表取締役社長
主な担当: 起業全般
一般社団法人JMPR 代表理事/N.B.Medical(株) 代表取締役社長
三菱UFJ銀行に入行し、法人取引業務に従事。銀行退職後、兄弟でBiomedical Solutionsを創業し、経済産業省「課題解決型医療機器等開発事業」・AMED「医工連携事業化推進事業」等に採択され、またVC 数社から開発資金を調達、世界初の末梢領域を治療可能とした脳血管血栓除去デバイスの開発に成功し、M&AによるEXITを達成。国内医療機器ベンチャーとして、同領域におけるクラスⅣの医療機器の開発に成功したのは史上初。
その後、スタートアップの医療機器開発支援を目的とした一社)JMPR(Japan Medical Stat up Incubation Program)を経済産業省の支援認定機関として設立し、複数の医療機器開発スタートアップを支援する傍ら、Ronald Regan UCLA Medical Center : Dr.Tateshimaと連携し新たにN.B. Medicalを創業、現在に至る。
李 範煥
い ぼんふぁん
三菱UFJキャピタル株式会社 投資第三部兼ライフサイエンス部 副部長
主な担当: 資金調達
三菱UFJキャピタル株式会社 投資第三部兼ライフサイエンス部 副部長
2003年にDigital BioTechnology Inc.(現NanoEnTeK Inc.)入社。科学機器、医療機器の開発担当。その後、韓国西江大学化工生命工学科でバイオエレクトロニクス関連研究開発および国プロ企画管理を担当。LG Life Sciences Ltd.(現 LG Chem Ltd.)では診断事業部で事業企画を担当。2010年に三菱UFJモルガン・スタンレー証券に入社。法人支援部(IPOマーケティング)、東京大学出向(大学ファンド組成)を経て、2015年からは三菱UFJキャピタル(株)にてファンド出資、アカデミア及びメドテック関連分野への投資を担当。博士(工学)。
大下 創
おおした はじめ
MedVenture Partners(株) 代表取締役社長
主な担当: 資金調達、海外展開
MedVenture Partners(株) 代表取締役社長
製薬企業での研究開発と京都大学イノベーションキャピタル(株)での投資活動など、約20年間の事業経験をもつ。研究開発の経験やネットワークを活かした生命科学系ベンチャーの設立、投資、ハンズオンに関わり、投資先企業の価値向上に貢献。大学シーズからの投資活動に加え、医療課題を意識して事業会社の研究成果と大学の研究成果とを組み合わせたベンチャー設立や海外シーズの国内へのインバウンドにも取り組んでいる。大阪大学で博士号取得。2016年10月から現職。
清泉 貴志
きよいずみ たかし
エンジェル投資家(サンディエゴ在住)/元・Medicinova CEO
主な担当: 資金調達、海外展開
エンジェル投資家(サンディエゴ在住)/元・Medicinova CEO
米国サンディエゴ在住のエンジェル投資家・起業家。1990年より米国でビジネスを開始し、ImmuLogic社、Indevus社等、医薬品ベンチャーにて事業開発・戦略企画担当の副社長を歴任。2000年に田辺三菱製薬の米国法人Tanabe Research Laboratoriesの社長に就任。翌年、MediciNova, Inc.をスピンオフし、CEOに着任。同社を2005年に株式上場。現在、ライフサイエンスベンチャー投資、経営戦略アドバイザー業務、起業家のメンターを行っている。慶應義塾大学医学部卒。マサチューセッツ工科大学(MIT) スローン経営大学院卒。医学博士および経営学修士。
西野 良
にしの りょう
京都大学医学部附属病院 先端医療研究開発機構 医療開発部 医薬品・再生医療支援ユニット ユニット長/京都大学大学院医学研究科 橋渡し研究推進学分野 准教授/医師/元・PMDA医療機器審査部審査専門員
主な担当: 承認審査
京都大学医学部附属病院 先端医療研究開発機構 医療開発部 医薬品・再生医療支援ユニット ユニット長/京都大学大学院医学研究科 橋渡し研究推進学分野 准教授/医師/元・PMDA医療機器審査部審査専門員
医師、精神保健指定医、精神科専門医・指導医、子どものこころ専門医・指導医、公認心理師、博士(医学)
滋賀医科大学卒業後、研修医を経て、児童精神医学と精神分析の歴史のある東海大学精神科医局に入局し大学院生となる。主に発達障害を中心とした診療に従事すると共に、無菌マウスを用いた脳腸相関の研究を行った。精神科病院勤務を経て、PMDAに出向し、新薬審査第三部及び医療機器審査第二部にて、主に中枢神経領域の医薬品及び医療機器(SaMD含む)の審査・相談業務に従事した。その後、新潟大学臨床研究推進センターに移り、AROの運営・治験実施・開発戦略に携わった。2023年4月よりiACT医療開発部にて主に橋渡し研究事業の運営に従事している。
津田 将志
つだ まさし
Beyond Next Ventures(株) マネージャー
主な担当: 人材獲得
Beyond Next Ventures(株) マネージャー
京都大学大学院工学研究科高分子化学専攻修了。薬剤送達技術(DDS)の研究に従事。2015年4月 NKメディコ入社。血管内皮障害の早期検出を可能にするアカデミア発の血液検査の医療機関向け営業を担当し、社内MVPを受賞。その後、学術営業及び大学・医療機関との共同研究プロジェクトの推進を行う。2019年4月に当社に参画し、研究シーズの事業化を支援する「BRAVE」やバイオスタートアップ向けシェア型ウェットラボ「Beyond BioLAB TOKYO」など、研究開発型スタートアップのインキュベーションにかかわる事業を統括。
北岡 義隆
きたおか よしたか
京都大学医学部附属病院 先端医療研究開発機構 医療開発部/元・パナソニック
主な担当: 製品開発
京都大学医学部附属病院 先端医療研究開発機構 医療開発部/元・パナソニック
・1989年 岐阜大学大学院工学研究科機械工学科終了
同年 松下電器産業(現パナソニック)入荷
~2010年 プリンタ・プロジェクタなど機械・光学研究開発に従事
・2011年 医療用カメラの研究開発をチームリーダとして推進し、産学連携に着手
・2014年 ①経産省・②NEDO産学官連携の医療機器開発事業を受託
・2015年 ③AMED産学連携イノベーション創出事業を受託
・2017年 ④AMED医工連携事業化推進事業を受託/①で開発した医療機器が薬事承認され、上市
・2019年 ③、④で開発した医療機器が薬事承認され、上市
・2023年 企業を早期退職し京都大学附属病院iACTへ転職
清水 公治
しみず こうじ
京都大学医学部附属病院 先端医療機器開発・臨床研究センター 医療機器開発支援室 室長/特任教授/元・島津製作所
主な担当: 製品開発
京都大学医学部附属病院 先端医療機器開発・臨床研究センター 医療機器開発支援室 室長/特任教授/元・島津製作所
大阪大学基礎工学部生物工学科を卒業後、島津製作所に入社。中央研究所でMRI(当時NMR-CT)開発に従事し、高周波回路、検出コイル、臨床アプリケーションなどの研究開発を担当。医用機器事業部では、MRI装置、近赤外光脳機能イメージング装置、分子イメージング装置などの研究開発と製品化、経営戦略室では次世代医療事業戦略の策定に従事。MRI血流計測法の開発は、科学技術庁注目発明、日本ME学会新技術開発賞などを受賞。社外活動では、日本医療機器産業連合会産業戦略委員会委員、医療福祉機器研究所企画総務委員会委員長、文部科学省科学技術学術審議会専門委員などを歴任。2010年10月京都大学に着任し、現在に至る。
白形 由美子
しらかた ゆみこ
知崇国際特許事務所 弁理士/元・特許庁審査官
主な担当: 知的財産
知崇国際特許事務所 弁理士/元・特許庁審査官
東北大学理学研究科生物学専攻博士課程修了。研究者として(公財)がん研究会がん研究所、カリフォルニア大学バークレー校、米国国立衛生研究所等に勤務したのち、2004-12年、特許庁特許審査第一部審査官として主に化学分析分野の特許審査に携わる。2012年以降、特許事務所弁理士として大学や企業の出願支援、先行技術文献調査、企業における知財教育、中小企業の発明相談等に従事。2014年、特定侵害訴訟代理登録。
森下 陽介
もりした ようすけ
HILLTOP(株)デザイナー
主な担当: プロトタイピング
HILLTOP(株)デザイナー
奈良工業高等専門学校 機械工学科卒業後に、神戸芸術工科大学 デザイン学部 プロダクトデザイン学科に編入学。
卒業後はHILLTOP株式会社に入社し、製造・試作・開発を行っていた【試作屋】にデザインの部門を立ち上げる。
現在はデザイナー/プロとタイパーとして、インダストリアルデザイン、UI / UXデザイン、試作開発、
リバースエンジニアリング、3Dプリンタ機器担当や写真・映像制作などものづくりに関わる幅広い領域を担当。
2015年に企画・設立した社内モノづくりラボスペースではアイデアをカタチにする試作・製品開発やプロデュースを
行う他、芸術大学非常勤講師やワークショップファシリテーター、プロジェクトメンターなど社外での活動も行っている。
小川 聡
おがわ さとし
TMI総合法律事務所 パートナー(弁護士)
主な担当: 法務(海外含む)
TMI総合法律事務所 パートナー(弁護士)
京都大学大学院生命科学研究科で博士号(生命科学)を取得後、2008年にTMI総合法律事務所入所。約2年半にわたるインド・ニューデリーの法律事務所での駐在を経て、2019年12月より京都オフィスで勤務。バイオ・ヘルスケア分野を中心に、スタートアップ支援、特許ライセンス交渉、産学連携対応、薬機法等の規制対応、知財紛争等、国内外の法務・知財案件に幅広く対応。バイオコミュニティ関西(BiocK)アドバイザー、Healthcare Venture Conference (HVC) KYOTOアドバイザー、京都大学医学部附属病院治験委員会委員等歴任。
竹内 信紀
たけうち のぶき
TMI総合法律事務所 パートナー(弁護士)
主な担当: 法務(海外含む)
TMI総合法律事務所 パートナー(弁護士)
2007年にTMI総合法律事務所入所。2014年ニューヨーク大学ロースクール(LL.M.)卒業。パロアルトのWilson Sonsini Goodrich&Rosati法律事務所に勤務し、2014年NY州弁護士資格、2017年CA州弁護士資格取得。2017年よりシリコンバレーオフィスに駐在し、2018年リージョナル・パートナー(米国担当)就任後、2019年パートナー就任。日系企業や日系投資家の米国投資案件、日系企業による米国企業の買収案件、日系企業による米国企業とのジョイントベンチャー案件、米国投資家や米国企業による日本での投資案件及び買収案件などの日米間を中心とするグローバル・トランザクション実務に対応するとともに、日本のスタートアップの米国での資金調達や事業展開のサポートも精力的に行っている。
林 雄亮
はやし ゆうすけ
TMI総合法律事務所 パートナー(弁護士)
主な担当: 法務(海外含む)
TMI総合法律事務所 パートナー(弁護士)
2010年からTMI総合法律事務所に勤務し、公開買付けなど、M&Aを中心とした実務経験を積む。約2年にわたる金融庁総務企画局企業開示課勤務の後、2018年にカリフォルニア大学バークレー校に留学したことを契機に、スタートアップ実務に関心を持ち、2019年8月からシリコンバレーオフィスに勤務して、スタートアップを中心としたシリコンバレーの法律実務を学ぶ。2022年3月に京都オフィスに移動し、現在は、関西のスタートアップ・エコシステムに身を置きながら、日米のスタートアップの資金調達及び事業展開に関するサポートを精力的に行う他、M&Aその他のコーポレート業務も幅広く行っている。
山本 絵里香
やまもと えりか
先端医療研究開発機構 助教
主な担当: 臨床研究デザイン
先端医療研究開発機構 助教
京都大学医学部附属病院 循環器内科/先端医療研究開発機構 助教。
京都大学大学院医学研究科循環器内科学修了。M.D., Ph.D 循環器専門医/内科専門医
専門は冠動脈インターベンション/冠動脈イメージング/大動脈疾患
初期研修→市中病院でレジデント→大学病院/大学院→米国留学→大学病院勤務
現在は、大学病院で主にカテーテル治療を中心に、循環器臨床に従事しながら、臨床研究も行っています。 また自身でもSaMD開発を目指しています。
岩崎 大地
いわさき だいち
シミックホールディングス(株) CEOオフィス 兼 シミック(株)ビジネスデベロップメント本部 四部 部長
主な担当: 臨床試験
シミックホールディングス(株) CEOオフィス 兼 シミック(株)ビジネスデベロップメント本部 四部 部長
1994~2004 : 武田薬品工業株式会社 2004~2008 : 琉球大学医学部 薬理学教室 2004~2011 : 株式会社シェルプロ/調剤薬局 を起業経営 2011~現在:シミックホールディングス株式会社 CEOオフィス 兼 シミック株式会社 ビジネスデベロップメント本部 主に、医薬品開発、新規事業開発に従事。医療機器開発支援も多数経験
黒澤 壮平
くろさわ しょうへい
京都府 健康福祉部 薬務課審査係 課長補佐兼係長
主な担当: 保険収載
京都府 健康福祉部 薬務課審査係 課長補佐兼係長
静岡県立大学大学院薬学研究科で博士後期課程修了後、京都府へ入庁。薬事行政や医療行政に従事。2022年から2年間、厚生労働省医薬局医療機器審査管理課に出向。2024年から現職。現在、医薬品医療機器等法に基づく品質管理の指導のほか、同課に所属する京都府薬事支援センターにおいて、医薬品や医療機器等の実用化に至るまでの薬事支援に関する各種取り組みも行っている。
笹田 学
ささだ まなぶ
広島大学病院 広島臨床研究開発支援センター 特定准教授 (助教)/広島大学 理事補佐
主な担当: 保険収載
広島大学病院 広島臨床研究開発支援センター 特定准教授 (助教)/広島大学 理事補佐
2015年 東京理科大学薬学部卒業
2020年 東京理科大学大学院薬学研究科薬科学専攻 博士後期課程修了
2020年 広島大学 総合医療研究推進センター(現・広島臨床研究開発支援センター) 助教
2021年 厚生労働省 医政局 経済課(医薬産業振興・医療情報企画課) 医療機器政策室
2024年 広島大学 広島臨床研究開発支援センター
厚生労働省にて、医療機器・体外診断用医薬品・再生医療等製品の保険適用及び医療機器産業の振興に関わる施策の企画立案に関わる業務に従事。
広島大学では厚労製労働省で経験してきた保険適用に係るノウハウを活かし、臨床研究等支援を通じた社会実装支援を行っている。
齋藤 眞殊
さいとう まこと
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 総務部
主な担当: 保険収載
国立研究開発法人医薬基盤・健康・栄養研究所 総務部
平成22年4月 いわき市立総合磐城共立病院
平成28年4月 東京都病院経営本部 都立神経病院
平成31年4月 東京都福祉保健局
令和3年4月 厚生労働省 医政局 経済課
令和5年4月 厚生労働省 医薬局 医療機器審査管理課
令和6年4月 国立研究開発法人 医薬基盤・健康・栄養研究所 総務部
申込からメンタリングまでの流れ
事務局で回答可能なご相談につきましては、事務局から回答いたします。 ※申込からメンタリングまで最長3週間